第四回 渋谷(東京都渋谷区)

4回目は、プチ家出の街渋谷

 

この間テレビのニュース番組を見ていたら

「最近の若者にプチ家出というのが流行っているそうです」と言っていた。

そして渋谷の街にレポーターが行きプチ家出をしている女の子達を取材し、

最後はありがちな番組の終わり方で、その子が家に帰るまでをカメラは追いかけていた。

結局だからなんだったのかという感じである。

でもプチ家出というネーミングがなんともかわいい。

プチ家出なんてしてみたくなるのではないかと思う。

今流行りのモーニング娘さん達のようなもののように、勘違いしてしまいそうである。

プッチモニだのモー娘でモーむすだの、

なんだかプチダノンというお子さま用ヨーグルトを思いだした。

 

そんな街「渋谷」

まずは、さわりから。

 

雨の日だったため

暗い中、ハチ公は立っていた。

 


む、昔の犬は人間とともに生きて、い、いたんだな byはだかの大将

 

待ち合わせであろう、女の人が、

ハチ公の真ん前に、きちんと立っていた。

よく、「じゃあ渋谷待ち合わせね〜」と言った時必ず

「じゃあハチ公の前ね〜、絶対真ん前じゃなきゃ駄目ね〜」とかふざけて言ったりするが

その女の人は、真面目そうな人でしっかりと真ん前に立っていた。

いろんな待ち合わせの現場を、ハチ公は見ているのであろう。

家政婦はみた! ではなくハチ公はみた! にしたら、

場所柄「警察24時!!」みたいになりそうである。

犬のおまわりさんである。

 


渋谷という駅は「駅」というより「街」に駅がのみこまれている感じで、

駅の看板の存在がうすいことに気がついた。

 

渋谷駅の看板のまわりにはいろんな目立つ看板があり、

この時も、「GAP駅」という感じであった。

知る人ぞ知るとまでは言わないが、こちらの改札は定期券かイオカードがないと

入れない入り口である。出るときは出られる方式。

雨なんかの場合、定期券かイオカードを持っていれば、

渋谷の街における、必ずキップ売り場が混んでいる状況を、

少なからず打破できる。

そんな戦々恐々とした改札バトルは繰り広げられる。

雨の渋谷は最悪だ。

デパートに入ると、ほっとする。

 


渋谷ふれあいマップ

こんな地図があったのかと思うほどだが、この地図を見て、渋谷を歩き始める人がたくさんいるのであろう。

 

ふれあいというぐらいだから、スクランブル交差点ではがんがん人にぶつかる。

この日は雨で傘をさしていたため、

いつもより余計にぶつかっておりま〜すっていう感じだった。

気にしな〜い気にしな〜い。一休み一休み。  by 一休さん

 


ハチ公口。なんかかわいい名前である。よく考えてみたらふざけた名前だ。

池袋も「フクロウ口」という名前にすればいいのに。

 


丸井丸井は駅の前。

このCM知ってるのはもしかして「古っ」て感じなのであろうか。

 

渋谷には丸井がみっつある。

これはヤング館というのであろうか。

この丸井はエスカレーターが外から見えて、きれいだったりする。

丸井の中から外を眺めるより、外からエスカレーターを眺めたほうがきれいだ。

この丸井の前には、座ってる若者が多い。

ちょうど座って下さい的に、座れるぐらいの幅の石? があるのだ。

そこには、丸井ヤングーという感じの服装の若者達が

退屈そうにしゃべりながら座っている。

若いって感じだ。

 


私はサーティワンのアイスクリームが大好きなのだ。

でもここには一度も入ったことがない。今度入ってみたいと思うのである。

 

この上も丸井だ。ここはヤング館よりも上めの年齢層のブランドが入っている。

1Fには、私の好きな「アナスイ」の化粧品ショップが最近入り、嬉しいのである。

でも、あまり足を運んだことがないのだが、ここのお姫様手鏡は誕生日に

私の事務所の後輩のTちゃんにもらってひじょうに気に入って使っている。

手鏡なんて、ひとつあれば充分だと思われるかもしれないが、

いくつあっても嬉しいものだ。

私は今そのアナスイ手鏡の他に、

小さい、ようじや手鏡、

109-2で買った、ストラップがつけられるようになってて、

そこにクマちゃんをつけている水玉手鏡、

あとまだ2,3個持っている。

手鏡は必需品である。

あ アイスのことだが、サーティワンアイスはなんか懐かしいのである。

私はジャモカコーヒーというネーミングだっただろうか、コーヒーアイスが好きなのだ。

食べたいのである。


サーティワンのライバル出現!? ここの2Fで、アイスを食べてみたい。

パフェみたいになってるらしい。

 

アイス大好きな私は、浮気してここのアイスも好きなのだ。

ハーゲンダッツはコンビニでも買えるなんて、素晴らしい。

サーティワンアイスもコンビニで買えたらと思うとこの頃なのである。

 

アイスを食べながら、渋谷はぶらつけない。

ショップには持って入れないから、アイスを食べるときは、

「食べ」に専念しなければならない。渋谷はとにかく人にぶつかるので、おちおち食べながらなんて歩けないのである。

 


タワーレコード

以前、ここの地下にイタ飯のおいしいお店があって穴場だった。

穴場ということは、必然的になくなることが多く、寂しいのである。

ここの1FにDJブースがあり、

以前私と同じ事務所だったMさんや、Fさんがしゃべっていたこともある場所だ。

Mさんがやってらしたときに、ちょっと見に行ったことがあった。

とても有名なミュージシャンがゲストで来る時などは、

外から見えないように、バリケード? のようなものが登場し、

逆に見たくなるのである。

 


アクアガール

ここは日本? というような外観がステキなショップである。

あまり入ったことがないわりに、好きなのだ。

白い壁ってすてきである。清潔感漂う感じがして。

ここで服を買ったことがないが、この店の前を通るたびに、

なにか欲しいものがありそうだと思うのである。

 


ショートケーキなのであるが、イチゴが最高に美味しいのである。

とても上品な味だ。一度、テイクアウトされてはいかがとおすすめしたくなる。

でも、人気があるらしく、ないときがあるので早めな時間帯に行くことをお勧めしたい。

サーティワン丸井の裏手の道にひっそりとある。

 

渋谷らしくない喫茶店が渋谷には存在する。

そんな喫茶店がなかなかイカしているのである。

落ち着きたい時や渋谷の喧噪から逃れたいときにはいいかもしれない。

でも、あまりにも渋谷とかけ離れ過ぎている店も中にはあって、

どうしてそのお店に入っているのかお客さんたちに聞きたいと思う不思議な店もある。

渋谷駅のガード下の喫茶店とかは、まさに聞いてみたい。

何か理由があって入っているのであろうか、

いや聞かない方がいいのかもしれないのである。

 


暗くって何処だかわからないかもしれないであろうが、

たばこの博物館である。

あまり興味がないので入ったことはないが、気が向いたら入ってみたいと思うのである。

あ だから向かいにあるたばこの自販機には世界のたばこと大きく書いてあるのか、

今気がついた。

その世界のたばこの自販機の近くに何故かおしゃれなショップが登場する。


ここの服は何回かこのショップで買ったことがある。

店員の接客態度がかなりいい。

でもよすぎて、店員さん疲れないかなと思ってしまう。

こちらは気持ちいいが。

このショップも白い壁が清潔感をかもしだしている。

以前は2Fにメンズの服も売っていて、プレゼントにあげるとなかなか喜ばれた。

その2Fにはカフェがある。

 


イネドカフェ

暗くて見えないかもしれないが、おしゃれなカフェが存在するのである。

 

ここの以前あったメニューのランチが好きであった。

最近は行ってないが、ここのお店の雰囲気が大好きである。

そして、ケーキも絶品である。

どのケーキもおいしそうで、全部、テイクアウトしたくなる。

ここの店員さんたちの制服もいいのである。たしか、エプロンではなかった気がするが、

今度久しぶりに行ってみようと思うのである。

 


暗くてわからないかもしれないがパルコの文字が見えるだろうか?

 

渋谷にパルコはみっつ、いや、よっつ存在する。

ここはパルコ劇場があるパルコだ。パートなんだかいまだに把握できていない。

そのぐらいパルコの街渋谷なのである。

パルコの中にある「フランフラン」内のカフェ「I.N. CAFE」


エスカレーターを上っていった3Fに行くとカフェが。

ここも白を基調とした、真っ白いカフェだ。

この時はもう閉店していた。

 

「フランフラン」はインテリア雑貨のショップだ。最近、この渋谷に出現したが、

私が好きなインテリア雑貨のショップは、無印良品があるパルコにあるのだ。

「フランフラン」は色がきれいな雑貨がそろっている。

インテリアものは、なかなかいいお値段なので、「いいな〜ぁ」で終わってしまう。

もう少しお安くならないかしら? と思ってしまうのである。

でもそのお値段でうなずけてしまう、おしゃれさ漂うソファだの、テーブルだのが

鼻高々に並べられている。

こんな部屋に住んでみたいという夢を一瞬だけで見させられる。

といいつつ、そんな部屋に住んでみたいのである。

 


キッズヒステリックグラマー
「ヒステリックグラマー』というブランドの子供版である。

かわいすぎる。

出産間近の私の事務所の後輩のNちゃんに買ってあげたいのである。

でもまだ男の子か女の子かわからないので、また今度にした。


原宿にあった、ラフォーレキッズがなくなった今は、

この渋谷パルコキッズが私のオアシスだ。

 


渋谷の思わぬ場所で、心がなごんだ。

来て良かったのである。

 

お母さんたちは、なごむどころか、子供の服も高くて大変であろうが、

こういう絵を見たらなごむであろう。

たまに、地下街の壁にこういった似顔絵が貼ってあったりするが、

まさか渋谷の街で、こういう絵に出会うとは思っていなかった私は

ふいの出来事であった。

 

雨の渋谷は最悪だったが、この絵をみたら帳消しになった。

やはりなかなか渋谷はあなどれない街だ。

はじからはじまでみるには一日では回りきれない。

せっかくだからパルコのように

パート1、パート2などとわけることにしたのである。

 

パート1は、雨の渋谷駅

第4回おわり