第18回 大江戸線に乗る 門前仲町、月島、麻布十番

深川不動尊

とうとうやってきた「モンナカ」。
大江戸線の出口から深川不動尊なる看板すらないまま勘で歩いてみつけた、
大鳥居?
いつ見ても、どこのを見ても鳥居は圧巻。
煎餅の店や豆の誘惑に負けず、ずんずん歩くと、
途中に昔の子供のような、鼻水をたらして昔風の服を着た子供を発見。
おもわずデジカメろうと思ったがやめた。
しかしなんだか、いいものを見たような気分になりつつ深川不動尊へ。



しかし目に飛び込んできたのは、豆まきの風景ではなく、しゃかしゃかとほうき
で豆を掃く人の姿が。
そんな風景すら粋に感じながらも、とりあえず、御賽銭の2拾円を入れ、目をつ
むる。
この一瞬がなんとも言えない良さがある。だから人々は御賽銭を投げるのであろ
うか。などど思いながら、ほうきで掃いている豆の香ばしいいい香りがすること
。きなこのような匂いだ
きなこ→甘い物→甘酒などとひとり連想ゲームをするのである。
子供の頃、お正月には必ず甘酒を飲んでいたようないないような。クリスマスに
子供がコドモシャンメリーを飲むような感じ?そんな感じ。

富岡八幡宮に集う人々

こっちはなんだなんだ?これから豆まきがはじまるようだ。スピーカーからおじ
さんの声が聞こえる。
このワクワク感はなんなのだろう。運動会が始まるような雰囲気だ。かと言って
運動会がワクワクしたかというとそうでもない。
そんな矛盾に気づかないまま、足早に人混みの中へ行ってみた。
いるいる、豆まきをこれからする気満々にはとてもみえない年男年女の皆さんが
台上に並んでいる。
お殿様風の衣装を身にまとい、豆を手に、今か今かと待っていた。
そして豆をまかれるのを待つ人々の中に私もまじり、早くはじまらないかなと、
少し心はずませて待っていた。
30年間生きてきたなかで、豆まきイベントの瞬間に遭遇しようとは、思っても
みなかった。
しかし、たくさん豆をまく人がいるのだなと思ったのである。

みのもんた

年男なのか?生・みのさんを見てしまった。嬉しいのである。
なんだかご利益がありそうだ。
豆まきに出くわすより、みのもんた。という感じだ。
みのさんの他に、大和田伸也夫妻もいた。このスリーショットはなかなかお
目にかかれないだろう。
なんだか来て良かったというような気分にさせられる。さすがである。
モンナカの印象はみのもんたで決まった。


やはり圧巻の鳥居。
圧巻と熱燗って似ている。
富岡八幡宮を背にしながら、急に寒さを感じ、大江戸線の入り口まで急ぎ足。
その途中、まか不思議な短い商店街風の路地があったりして気になったりしながらも、寒いのとお腹が満たされてないせいもあって、サーティワンのアイスも食べたいなと寒いくせに思いつつ、地下深き大江戸線へ急ぐのであった。

門前仲町駅のホームの駅名看板
不鮮明で見づらいが図案化された「門前仲町」の文字。

門仲駅印?!全部同じ漢字に見えたが違った。遠くから見たら水玉風。

月島の商店街

初上陸、笠原弘子in月島。
夕方の月島はなかなか風情のある町のように思え、
思っていた月島像とちがった。
思っていたのは、月島工場というような光景で、だからなんだという想像だが、
簡素にもんじゃ焼き屋が並んでいるという光景だった。
しかし来てみたら、幼い頃を思い出すようなノスタルジックな商店街が見えてき
て、なんだか自分が小学生に戻ったような感覚さえした。
が、横浜のらーめん博物館を彷彿とさせるきらいもなきにしもあらず。
でも、なんといおうと、これから食べるもんじゃ焼きが美味ければ何も言うことはな
い。
月島、なかなかいい町のように思えた。

モーニング娘。のサイン。

あのモー娘。のサインだ。意外にモー娘。が気になる私はこのサインに呼ばれこ
の店に入ったも同然なのである。
この店は表の商店街の裏手にあり、たまたま商店街を歩いてる時に路地を見てみたら、「坂井」という看板を発見し、
脇目もふらず、横道にそれたというわけである。
脇目もふらず横道にそれた、というのは、おかしい気もするが、
そんな感じだったからしょうがないのである。
しかしこのモー娘。のサイン、ひとりではないかということを
もんじゃを食べ終わってから気がついた。
しかしこの期におよんで、ひとりであろうと何であろうと、
ここのもんじゃ焼きが美味しかったので、良いのである。
ちなみにモー娘。のコンサートって興味があるのである。なんだか楽しそう。
こうなってくると妹が踊ってるというような気分で見られるからほほえましくな
ってくるのである。
雑誌のセブンティーンはさすがにもう読めないが、モー娘。のコンサートは見て
みたいものである。

「月島」のホーム

赤羽橋駅のガラス壁

大江戸線の各駅のホームの壁はいろいろとおもしろい。赤羽橋のホームの壁は、
ガラスでできていて、なんともおしゃれというかおしゃれでもなんでもないというか、
狙いがよくわからない存在感で圧倒していた。
大江戸線は地下が深いから、階段やエスカレーターを駆使して地上へ上がらなけ
ればいけないのが、運動させられる。
日頃運動をしていない人には適しているようなしないような。
車両の天井が低いので、この私ですら圧迫感を感じるのはどうだろうか。背の高
いバレーボールの選手などが乗ったらどうなるのか見てみたいものである。
そんなことを考えながら、一日乗車券大江戸線の旅もなかなかおもしろいものだ

もっと時間の余裕があれば、全部の駅を降りては何か美味しいものを食べたいも
のだ。無謀の旅。

麻布十番駅の赤い天井

赤い天井がやけにおしゃれ感をかもしだしていて、好き。何故、赤い天井が新鮮
に見えるのだろう。あまり天井が赤い駅というのは他にないからだろうか?
赤いソファにおしゃさを感じるのと同じ感覚で、麻布十番駅の天井をおもわずデ
ジカメで撮った。
いつも一年に一回は必ず、赤い色のマイブームがあって、今少し赤い色ブームが
やってきつつある。
何度も赤い財布を購入しそうになりながらも、赤字になるのを恐れ持っていない

それは本当なのであろうか?

麻布十番温泉

ここがかの有名な麻布十番温泉。もう夜だったためかこんなあやしい感じにうつ
ってしまっているが、
これがまたレトロな感じでいい感じ。
温泉苦手な私はうち風呂派。檜のうち風呂のある温泉に行きたい。
うち風呂にこだわる温泉旅館ってないかしら。
麻布十番商店街にはブランドの店があり寄り道してみたが、目当てのものはなく
、少し外の風がすずしく感じながらも、商店街をあとにした。
美味しいたいやきの店を後回しにして、ブランドの店を見に行っていたら、
もうたいやき屋は閉まっていた。残念である。
月島でもんじゃ焼きを食べた時に最後にあんずあんこ巻きを食べたので、たいや
きを後回しにしてしまったが、先にするべきだった。
くやしい。