小林ケンタロウ

いきなりフルネームで呼ばせていただきました。
かの有名な料理人小林かつ代さんの息子さん。
私はかつ代さんの無駄を省いた
現代と昔をミックスしたようなイカした料理の
ファンだ。何年か前に
小林ケンタロウという料理人を知り、
私の好きなかつ代さんが母であるということを知り、
なおさら興味を持ったのである。
才能というものはやはり血すじなのだろうか。
女の私が羨ましくなる程にケンタロウの
おしゃれな料理センス…。
主婦系の雑誌に料理のレシピが載ってたりして
表紙に「ケンタロウの〜」と載ってるだけで
即買いしてしまう。
ケンタロウの料理は、料理の写真を見るだけで
なんか楽しい気持ちにさせてくれるのがすごい。
ケンタロウマジックである。
先日ついに初めてケンタロウの料理本を買った。
「ケンタロウのハワイが好き!
のんびりしあわせ一皿レシピ」
本屋に立ち寄ると必ず料理本のコーナーで
小林ケンタロウ小林かつ代親子の本を探してしまう。
日本の素材で作るハワイの味。
ケンタロウがとても幸せそうな顔をして
ハワイでフライパンを持って料理を作ってる図が
浮かぶとてもいい料理の写真の数々。
ハワイに行きたいなんて思ったことのないこの私が、
なんだかハワイに行きたくなってしまった。
最近「スパム」という
ハムのようなハワイの食べ物にはまってて、
ちょうどハワイの食べ物に興味を持ってた時に
大好きなケンタロウのハワイの料理本を
みつけちゃったのだ。
こういうの、ただの偶然っていうのでしょうか?
今料理本は数限りなく出てるが、
やはりセンスの良さがピカリンと光ってないと
手に取っても買って帰り家に置いておこうとは
思わない。
料理の本は、私にとってはどんな本よりも
大切な本だったりする。
まだまだレシピを見ずにいろんな料理を作ることが
できない私は、レシピ命なのだ。
しかしレシピ通りに料理がうまくできなかった時程
悔しいことはない。
あまり何事も悔やまない私だが、
料理に失敗しようものなら、悔やむどころか
自分に腹が立つ。
私は料理をしてる時に人に見られるのがとても嫌だ。
まるで、鶴の恩返し状態である。
よく車を運転すると性格までも変わるというが、
キッチンもそんな感じ。
でも料理が上手になったら、
鶴の恩返しも終わることだろう。